内部配線工事をしました。 篠島の注文住宅・長期優良住宅(K様邸)


ダンパー取り付けK様宅2.jpg

K様邸 篠島
上棟工事が順調に進み、現在は制震装置の取り付けと内部配線工事、外壁工事を並行して進めています。
今回篠島のK様邸で使用することになった、制震装置のevoitz(エヴォルツ)と換気設備の「せせらぎ」についてご紹介させていただきます。

制震装置evoltz(エヴォルツ)は、木造住宅用の高性能制振ダンパーで、自動車のショックアブソーバー技術を基に開発されています。
製造はBILSTEIN社が手掛けており、その高い品質と性能が特徴です。
特徴は、バイリニア特性を持ち、小さな振動から大きな揺れまで瞬時に対応します。
また、100万回の作動耐久試験をクリアしており、高い耐久性を誇ります。
さらに、-20°Cから80°Cまでの幅広い温度範囲で性能を維持し、震度1程度の小さな揺れにも効果を発揮します。
この装置は地震エネルギーを吸収し、建物の躯体の変形を抑えることで、構造部材へのダメージを低減します。

換気設備の「せせらぎ」は、ダクトを必要としない熱交換換気システムです。
排気に関しては、冬は室内の汚れた空気が「せせらぎ」を通過して外に排出される際に、空気の熱エネルギーが蓄熱エレメントに蓄えられます。
夏は冷房で冷えた室内の空気を蓄熱エレメントに蓄えつつ、汚れた空気を排気します。
給気に関しては、冬は新鮮で冷たい外の空気が「せせらぎ」を通り室内に入る際に、温かい空気が蓄えられた蓄熱エレメントで快適な温度に交換され、室内に給気されます。
夏は外の熱や湿気を含んだ空気が、冷気が替えられた蓄熱エレメントで快適な温度に交換され、室内に新鮮な空気が給気されます。
これらの機能により、常にクリーンな空気を循環させて、過ごしやすい室内環境を維持しつつ、冷暖房の効率低下を防ぎ省エネに貢献します。

引き続き、工事の進捗状況をご報告してまいりますので、次回の投稿もぜひご覧ください。

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